公衆衛生普及活動

被災地6つの地域(ゴルカ、ラスワ、ヌワコット、ダーディン、シンドゥパルチョーク、ドラカ)に住む親を亡くしたもしくは障害をおった子供たちを、奨学金制度にてサポートしています。
 現在4歳から20歳39名の子供たちを応援しており、定期的に現地を訪問し奨学金を手渡します。交流会では、一緒にご飯をたべたり、必要な子供たちやご家族に日本から寄付いただいた古着をお渡ししたりしています。

 
 保健活動では、被災地の奨学生が通う学校などで歯磨き教室を中心に行いました。ネパールでは、学校で歯磨きの実習を含めた授業はありません。一方で、定期健診はなく、受診機関の不足や経済的な問題などから虫歯がかなり悪化してから病院に行く人が多い状況です。また、医療保険などの整備は不十分で、多額の治療費が必要になり治療を受けるのが大変になります。
 予防の第一である歯磨きについて、当会では実習を含めた活動を行いました。2016年から2017年で、14校4500名以上の生徒と学校教員の方が参加しました。

2022年04月06日