NPO法人どさんこ海外保健協力会
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 公衆衛生活動  ネパールならではの取り組み
 その1 その3 その4 その5
 随時更新中 H30.11.5更新
公衆衛生活動
  ルクム郡チョウジャリ病院内の公衆衛生部門は、2011年に楢戸医師と病院スタッフで立ち上げられました。
 病院のあるチョウジャリの街もそうですが、遠方の患者さんたちが住んでいる村の生活基盤、電気や水道、排水の管理は十分になされていません。また、村の医療機関はよくて簡易診療所があるのみでした。
 病院までは車が通らない道がほとんどで、歩くことのできない患者さんは、数名で運ぶタンカーでまたは背負われて診察に来ることになります。また、予防可能な病気や症状が日常的に起きやすい状況です。時に重篤な症状を引き起こし、命が奪われることもあります。
 こういった現状から、健康教育による病気の予防や管理の向上を目的に、母子保健、学校保健、感染症の予防、ヘルスワーカーへの研修、地域住民の自律的な啓発活動の促進、また地域内や簡易診療所、病院、地方自治体との連携強化などを行っています。
〇具体的な活動内容
 ・母子保健-妊婦健診受診や施設分娩の推進、バースセンター設立、栄養教育
 ・学校保健-学校健診、学校の水場整備、教員や生徒への健康教育
 ・感染症の予防-予防接種の推進や実施、地域母親グループへの健康教育、家庭のトイレ設置
 ・各医療機関やスタッフへの研修や母親グループの組合作り協力 
 ・奨学金制度による保健医療人材育成 など 

  
 ・奨学金制度による保健医療人材育成
 病院の周辺の村で、家庭が経済的に厳しく、成績優秀でも保健医療系の学校に進学できない子供たちがいます。当会では奨学金制度により、将来のこの地域の人材育成にも努めています。
 (奨学金制度の試験を受ける村の学生たち、チョウジャリ病院にて)

  
 ・ネパールならではの取り組み
「お母さんと子どもを守ることから始まった煙突型かまど作り」
 村の多くのお母さんは家事に、畑仕事に、家畜の世話に、水汲みに、薪拾いに忙しく、なかなか赤ちゃんや小さな子供のケアをじっくりできる時間がありません。赤ちゃんが風邪を引き出したときの対処や、子供たちがご飯を食べる前の手洗いの促しなど、なかなか手が回らないことがあると、家の状況を地域のお母さんたちと公衆衛生スタッフで共有しました。
 村では、鍋が置けるくらいの壁を土で作っただけのかまどが主流です。もちろん煙は全て部屋の中に充満します。そして、大変なのは料理に時間がかかること。さらにかまどは一つだけで、ご飯やおかずを順番に作っていくしかありません。火おこしにも時間がかかる。
 
 そこでスタッフがたどり着いたのが煙突型かまど。レンガと土を使って作るかまどは、作り方を学べば誰でも家で作れます。
 かまどの評判は広がり、お母さんたちから「料理にかかる時間がかなり短縮された。その分子どもたちと過ごす時間にあてられるようにもなって、うれしい」との声。また、煙が外に出ることで、肺疾患などの予防にも繋がり、家族の健康も守ることができます。
 
 
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